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”ピラティス”の時代到来!歴史や特徴・メリットをヨガとの違いを交えて徹底解説!

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みなさん、最近身体を動かしていますか?

コロナ禍でおうち時間が続くなか、太ってしまったと悩む方も多いでしょう。そこでオススメなのが、年代問わず体を鍛えられる”ピラティス”です。

今回はピラティスの歴史や特徴、ピラティスによるメリットを徹底解説していきます!

目次

そもそもってピラティスって何?

まず「ピラティスとはいったい何なのか」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

以下では、ヨガとの違いを踏まえながら、ピラティスの歴史や特徴について紹介していきます。

ピラティスの歴史

〇ピラティス

ピラティスは1883年ドイツに生まれた考案者・Joseph Pilates(ジョセフ・ピラティス)から名付けられた、エクササイズメソッドです。Pilates氏は元々、幼少期から体の弱い少年で、自分で体を鍛えたりヨガや器械体操・ボクシングなど様々な運動にチャレンジしていました。

Pilates氏が30代になった頃、第一次世界大戦が行われていました。運悪く、Pilates氏はイギリス軍の捕虜に捉えられます。そこで、ケガをした兵士たちをリハビリとして、自分で考案した運動を教えていくのです。

1920年代、Pilates氏はアメリカに渡り、NYバレエ団が入っている同じビルにスタジオを構えます。当時は「ピラティス」とは呼ばれなかったものの、ダンサーたちの口コミで「これをやるとケガが治るらしい」と話題になり、Pilates氏のスタジオには多くのダンサーが足を運びました。

Pilates氏の教えは有名になり、「ピラティス」が世の中に普及したのはPilates氏が亡くなってからとのこと。今では、多くの人々に愛されている定番エクササイズの1つとなりました。

〇ヨガ

ヨガは今から4500年前のインダス文明で生まれたメソッドです。当時は宗教的行法の1つとして行われていたんだとか。

紀元後4~5世紀頃に書かれた『ヨーガ・スートラ』というヨガの修行書では、”ヨーガは心の作用を止滅することである”と記されています。また、具体的な方法とヨガの思想について書かれているのも特徴的です。

日本に初めて伝わったのは平安時代と言われています。今では世代を超えて多くの人にヨガの哲学・思想と共に広まりました。

以上のことから、ピラティスはPilates氏が考案したエクササイズであり、ヨガは宗教的作法であることが分かりました。

ピラティスってなんで体にいいの?

先ほどの項目で「ピラティスの歴史はなんとなく掴めたけど、具体的に体には作用するんだろう?」って思いますよね。

実は、ピラティスは体のバランスを重視するため、正しい骨格に基づきながら筋肉をまんべんなく鍛えることができます。

また、ピラティスを始めると体の部位の繋がりに意識が向くため、少しずつ体が変わっていくのも実感できるでしょう。

実際、私が始めてみて一番効果を感じたのは”姿勢が正しくなったこと”です。元々猫背ぎみだったため、ピラティスで姿勢が良くなり、友人や家族から褒めてもらえるようになりました!

さらに体の大きな筋肉だけでなく、細やかな筋肉にもアプローチできるため、ケガをしにくい体になります。昨今ではアスリートが体を鍛えるためにも行われているんだとか。

ピラティスの特徴

ピラティスは、呼吸と共に背骨やインナーマッスルを動かします。深く集中することで、脳の神経を刺激し人間が本来持っている機能を正常化します。また、生きるための活力を最大限に引き出す効果も期待できるでしょう。

ピラティスは、スポーツジムのトレーニングのように体の一部分に”負荷”を加えてるものではなく、リハビリ目的に作られたため、運動経験の有無はもちろん、老若男女安心して続けられるのがポイントです。

ピラティスとヨガとの違いって?

以下では、より具体的なピラティスとヨガの違いについて紹介していきます。

呼吸法

ピラティスとヨガは似ているようで目的が異なるということが分かりました。でも違いは目的だけではないのです。

実はピラティスとヨガの呼吸法は全く異なります。

ピラティスでは呼吸がとにかく大切。なぜなら”インナーマッスルの筋肉を働かせる”からです。

〇ピラティス

ピラティスの呼吸法で、お腹の一番奥にある「腹横筋」と骨盤の底にある「骨盤底筋」が収縮します。

この2つの筋肉は、骨盤やお腹周りを支えるために重要な筋肉です。ピラティスで正しい呼吸ができないと、腹横筋や骨盤底筋がしっかり働かず、上手にエクササイズができません。

効果をより出したいなら、ピラティスの呼吸をマスターすることがエクササイズの近道!

ピラティスでは、”胸式呼吸”が用いられており、お腹や肋骨を意識しながら行うのがポイント。胸式呼吸ではお腹を膨らませないよう注意しましょう。

また、ピラティスの胸式呼吸には以下のような効果が期待できます。

・インナーマッスルの安定

・交感神経が優位になる

・リフレッシュできる

鼻から吸う時に肋骨や肺が広がるイメージで行いましょう。息を吐く時は広げた肋骨を閉じる感覚でゆっくりと口から吐きます。

〇ヨガ

ヨガは基本的に”腹式呼吸”が用いられています。鼻でゆっくり空気を吸い込み、お腹を膨らませ、吐く時はお腹をへこませます。

ヨガの呼吸法はリラックスしたい時や瞑想時に用いられることが多く、精神面を整えることに重きを置きます。

マットの厚み

ピラティスでもヨガに欠かせないマット。一度は見たことがあるかもしれません。

最近ではオンラインショッピングでも様々な商品が展開されています。

実はピラティスとヨガに使うマット、”厚み”に違いがあるんです!

もちろん、好みの問題があるため一概に決まりはありません。しかし、一般的にピラティスで使用されるマットの方が厚みがあります。

ヨガに比べて、ピラティスはマットの上を転がったり、横向きになるなど動きの多いエクササイズ。背骨など骨が床に当たる動きが多く、マットが薄いと痛みを伴ってしまいます。

以上のことから、ピラティスに使用されるマットはヨガに使用するマットよりも厚手のマットの方が使用に適していると言えるでしょう。

特に、初心者の方には厚みのある8mm以上のマットがオススメ!

こんな方はピラティスに向いている!

ピラティスは、「老若男女問わず楽しく取り組めるエクササイズだ」ということはお分かりいただけたでしょうか。

でも、実際にはどんな人に向いているのか…不安で気になりますよね。

特にピラティスに向いている人は、

・無理なく健康的に鍛えたい方

・ボディラインをキレイしたい方

・デスクワークなど長時間同じ姿勢を続ける習慣がある  という方です!

私の印象として、ピラティスは比較的たいかんトレーニングが多いイメージで、実際、ピラティスを行った翌日はお腹が軽い筋肉痛に…。

とはいえ、インナーマッスルトレーニングといっても筋トレよりは負担が少ないのでご安心を!自分の体重でトレーニングするから、女性でも意外とラクに鍛えられるんです。

また、筋肉を鍛えて痩せやすい体が目指せることから、まさに「最後のダイエットにしたい」という方もピッタリでしょう。

ピラティスによるメリットとは?

以下では、ピラティスを行うことによるメリットについて紹介していきます。

誰でも行える

先ほども述べたように、元々ピラティスはリハビリ目的のエクササイズです。特別激しい動きは少なく、運動に自信がない方でも行いやすいところがポイント。年代問わず行えるため、家族との新しいコミュニケーションツールにもなるでしょう。運動が嫌いでピラティスには興味も無かった母ですが、私がピラティスを始めて影響されたのか、今では一緒にエクササイズするようになりました!50代の母でも無理なく楽しく取り組めています。

ストレス発散

ピラティスは、ストレス解消に効果が期待できると言われています。実際にうつ病気味だったのが治り、精神的な安定を取り戻したとの声もあるそう。私も、在宅ワークで一息つきたい時にはピラティスでリフレッシュしています。体のこわばりをほぐしつつ、仕事がはかどるのでまさに一石二鳥!

姿勢が良くなる

インナーマッスルが鍛えられ、筋肉が体を支えられるようになり、結果として姿勢が良くなります。さらに、ピラティスによって正しい筋肉の動かし方や正しい姿勢が身につくため、肩こり改善や予防にも◎。また、エクササイズ中には筋肉を伸ばすストレッチを行うので、しなやかな体が手に入るでしょう。

痩せやすい体になる

インナーマッスルを鍛えるとお腹周りは引き締まり、基礎代謝が上がります。基礎代謝とは、呼吸や体温調整などの生命活動に必要で何もしなくても消費されるエネルギーです。ピラティスで体の奥に筋肉をつけることで、基礎代謝を上げ、太りにくい体にすることが可能になります。ピラティスを習慣化すれば、脂肪燃焼効果でスリムな体をゲットできるはず!

まとめ

今回は、ピラティスの歴史や特徴・メリットについて紹介しました。おうち時間が続く今こそ、ピラティスで体を動かして心身ともに健康になりましょう!

【文章】海老澤
【監修】ピラティスタ

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